HOME > イベント・トピックス
プレスリリース
機能性醸造酢「岩国れんこん酢」の開発・製造の発表
岩国れんこん酢を用いた「岩国寿司」の試食会
（有）広中食品（社長：広中明人／本社：山口県岩国市、以下当社）は、平成24年度やまぐち地域中小企業育成事業助成金の交付決定を受けて「岩国れんこん未利用部位を用いた商品開発及び販路開拓」による「岩国れんこん酢」の開発及び販路開拓事業を行っている。
この事業は、岩国れんこんの未利用部位を有効活用し、調味料としての食酢（醸造酢）として新商品を開発し、販路開拓を目指すものである。
当社の概要
当社は、岩国れんこんの主要生産地である門前地区に本社・加工集荷場、第2工場（真空パック加工施設）、第3工場（水煮加工施設）を設置し、「泥付き生れんこん」や「真空パック商品」及び「水煮加工品」を製造・加工販売している。岩国れんこんの年間取扱量は約1､000トンとなり、岩国地区のエコファーマー認定れんこん生産農家で組織された岩国れんこん生産者の会（44農家）など、地元のれんこん生産者と一体となり産地振興に努めてきた。
2008年に産地偽装事件が発覚し、岩国れんこんブランドの信頼を失う事件が発生した。その結果、産地での水煮加工施設を失った。産地発の岩国れんこん水煮への要望が高まる中で農林水産省食農連携施設整備事業を活用し、2010年3月に水煮加工施設（第3工場）を竣工させた。現在では約200ｔ近くを水煮加工品及び加工原料として出荷するまでに至る。
岩国れんこんの特色
岩国れんこんは、山口県岩国市の特産品である。色が白く肉厚で、歯触りが良く、加熱すればもっちりとしているのが特徴である。産地での生産量は200ha、約2,700t（出荷ベース）と、その生産量は全国で6番目、県単位では茨城県、徳島県、愛知県に続き4番目の産地としても知られ、岩国れんこんとしてのブランド力も高い。また、岩国れんこんは、食物繊維やビタミンC、鉄分、カリウムなど栄養成分を豊富に含み、機能性成分として抗酸化作用を有するポリフェノールを多く含んでいる。また、当社の岩国れんこん（シナシロバナ種）を用いた「岩国蓮根粉末の抗アレルギー作用の研究」（山口県立大学森口覺教授（故人）、兼安真弓助教授による研究）では、アレルギー性鼻炎（花粉症）の抑制効果が示唆されたとある。他県での研究結果として肥満・糖尿病モデル動物において、脂肪肝改善作用を示すことが認められている。
事業の目的
当社が製造する水煮加工品の製造における原料加工過程で発生する皮や節等未利用部位は年間に約30tに及び、そのほとんどが商品残渣となり、廃棄処分となっている。その未利用部位を有効活用する事業である。前述したように栄養機能性成分が豊富な岩国れんこんを商品残渣として廃棄処分にするのではなく新たな商品開発と販路開拓を目指すことで、国民生活の生活維持への貢献と食料自給率の向上に大きく寄与することが出来る。
開発課題と開発スキーム
商品開発、市場調査、販路開拓の事業スキームとして以下のメンバーを中心として関係機関と連携して進めている。
・事業統括責任者 有限会社広中食品 副社長 広中 千佳
・事業ディレクター 有限会社広中食品 相談役 高崎 博司
「岩国れんこん酢」開発スキームとして、山口県産業技術センター・山口大学農学部・ヤマカ醤油株式会社と産学連携による開発を行っている。
醸造酢の開発製造に関しては、山口県産業技術センター食品技術グループ研究員半明桂子氏の指導を受け、ヤマカ醤油株式会社にて試作品を製造する。岩国れんこんに含まれるタンニンなど機能性成分の分析及び効果的な製造方法を山口大学農学部准教授阿座上弘行氏の指導を受ける。
岩国れんこん酢に含まれる栄養成分の分析を山口県予防保険協会へ依頼する。
市場調査及び販路開拓
試作品を地元岩国寿司製造会社（者）へ提供し、地産地消としての普及と来年2月に開催されるスーパーマーケットトレードショー（東京ビッグサイト）等への出展、全国の生協やオイシックスなど取引先に試供品を提供し、岩国れんこん酢＝機能性食酢としてのブランド化と消費者への販売を目指す。
【会社概要】
・名称 有限会社 広中食品
・本社住所 〒740-0031 山口県岩国市門前町5丁目9-13
・設立 昭和46年10月
・資本金 500万円
・代表取締役社長 広中 明人
【本件に関するお問い合わせ先】
・担当者 広中 千佳（副社長）
・連絡先
TEL：0827-32-1151
FAX：0827-31-9283
E-mail：info@hironaka-f.co.jp
機能性醸造酢「岩国れんこん酢」の開発・製造の発表
岩国れんこん酢を用いた「岩国寿司」の試食会
（有）広中食品（社長：広中明人／本社：山口県岩国市、以下当社）は、平成24年度やまぐち地域中小企業育成事業助成金の交付決定を受けて「岩国れんこん未利用部位を用いた商品開発及び販路開拓」による「岩国れんこん酢」の開発及び販路開拓事業を行っている。
この事業は、岩国れんこんの未利用部位を有効活用し、調味料としての食酢（醸造酢）として新商品を開発し、販路開拓を目指すものである。
当社の概要
当社は、岩国れんこんの主要生産地である門前地区に本社・加工集荷場、第2工場（真空パック加工施設）、第3工場（水煮加工施設）を設置し、「泥付き生れんこん」や「真空パック商品」及び「水煮加工品」を製造・加工販売している。岩国れんこんの年間取扱量は約1､000トンとなり、岩国地区のエコファーマー認定れんこん生産農家で組織された岩国れんこん生産者の会（44農家）など、地元のれんこん生産者と一体となり産地振興に努めてきた。
2008年に産地偽装事件が発覚し、岩国れんこんブランドの信頼を失う事件が発生した。その結果、産地での水煮加工施設を失った。産地発の岩国れんこん水煮への要望が高まる中で農林水産省食農連携施設整備事業を活用し、2010年3月に水煮加工施設（第3工場）を竣工させた。現在では約200ｔ近くを水煮加工品及び加工原料として出荷するまでに至る。
岩国れんこんの特色
岩国れんこんは、山口県岩国市の特産品である。色が白く肉厚で、歯触りが良く、加熱すればもっちりとしているのが特徴である。産地での生産量は200ha、約2,700t（出荷ベース）と、その生産量は全国で6番目、県単位では茨城県、徳島県、愛知県に続き4番目の産地としても知られ、岩国れんこんとしてのブランド力も高い。また、岩国れんこんは、食物繊維やビタミンC、鉄分、カリウムなど栄養成分を豊富に含み、機能性成分として抗酸化作用を有するポリフェノールを多く含んでいる。また、当社の岩国れんこん（シナシロバナ種）を用いた「岩国蓮根粉末の抗アレルギー作用の研究」（山口県立大学森口覺教授（故人）、兼安真弓助教授による研究）では、アレルギー性鼻炎（花粉症）の抑制効果が示唆されたとある。他県での研究結果として肥満・糖尿病モデル動物において、脂肪肝改善作用を示すことが認められている。
事業の目的
当社が製造する水煮加工品の製造における原料加工過程で発生する皮や節等未利用部位は年間に約30tに及び、そのほとんどが商品残渣となり、廃棄処分となっている。その未利用部位を有効活用する事業である。前述したように栄養機能性成分が豊富な岩国れんこんを商品残渣として廃棄処分にするのではなく新たな商品開発と販路開拓を目指すことで、国民生活の生活維持への貢献と食料自給率の向上に大きく寄与することが出来る。
開発課題と開発スキーム
商品開発、市場調査、販路開拓の事業スキームとして以下のメンバーを中心として関係機関と連携して進めている。
・事業統括責任者 有限会社広中食品 副社長 広中 千佳
・事業ディレクター 有限会社広中食品 相談役 高崎 博司
「岩国れんこん酢」開発スキームとして、山口県産業技術センター・山口大学農学部・ヤマカ醤油株式会社と産学連携による開発を行っている。
醸造酢の開発製造に関しては、山口県産業技術センター食品技術グループ研究員半明桂子氏の指導を受け、ヤマカ醤油株式会社にて試作品を製造する。岩国れんこんに含まれるタンニンなど機能性成分の分析及び効果的な製造方法を山口大学農学部准教授阿座上弘行氏の指導を受ける。
岩国れんこん酢に含まれる栄養成分の分析を山口県予防保険協会へ依頼する。
市場調査及び販路開拓
試作品を地元岩国寿司製造会社（者）へ提供し、地産地消としての普及と来年2月に開催されるスーパーマーケットトレードショー（東京ビッグサイト）等への出展、全国の生協やオイシックスなど取引先に試供品を提供し、岩国れんこん酢＝機能性食酢としてのブランド化と消費者への販売を目指す。
【会社概要】
・名称 有限会社 広中食品
・本社住所 〒740-0031 山口県岩国市門前町5丁目9-13
・設立 昭和46年10月
・資本金 500万円
・代表取締役社長 広中 明人
【本件に関するお問い合わせ先】
・担当者 広中 千佳（副社長）
・連絡先
TEL：0827-32-1151
FAX：0827-31-9283
E-mail：info@hironaka-f.co.jp
